◆(水谷修君)
社会教育費、
図書館運営費、概要ご説明をいただきたい。 なお、図書館、とりわけ子供のコーナーあるいは幼児のコーナーが日曜日等に相当人数が集まってきておるということでありますが、その実情と対応についてご説明をいただきたいと思います。
○議長(
野上清一君)
頼成教育参事。
◎
教育委員会参事(
頼成綾子君) (登壇)今回提出をいたしております予算は200万円の
児童図書購入費ということになってございます。 これは
平田佐吉財団のほうからいただきましたお金を、児童図書の購入にいたしたいという考えのものでございます。一部備品的なものも購入をするということにつきましては、平田財団のほうのご了解も得てございます。 現在のところ、ご質問のありました内容でございますが、特に土曜、日曜日、夏休み等におきましては子供の利用が大変多うございます。それは事実でございまして、座る所がどうだというようなことがあるわけでございますので、今回の費用の中から一定その机、いす、折り畳みのものでございますが購入いたしまして、
児童コーナーの一部に土曜、日曜、夏休み等臨時的に設置をいたしまして対応をしてまいりたいというように考えているところでございます。
○議長(
野上清一君) 水谷修君。
◆(水谷修君) 実情はあっさり言われたんですが、相当日曜日等になれば、子供がいっぱいになって、カーペットの
スペースなんかも子供がいっぱいで入りきれないというのが実情だと思うんです。 そこで、先に説明を受けているのでは、現在12のいすのところにプラス6人分をつくるということでありますが、間尺に合わないと思うんです。じゃ、どうすればいいかということになれば、
スペースの拡張がどうしても必要になると思うんです。図書館には貸本と閲覧という二つの性格があると思いますが、日曜日等、閲覧ということでたくさんの子たちが集まってきます。どうしても私は
スペースの拡張が必要だと思うんです。裏に延ばすなり、表に若干延ばすなり、こういったことで場所は私はあると思うんです。若干出入口の構造を変えないかんと思うんですがね。そういう
スペースの拡張を考えなければならない時期にきているのと違うだろうかというふうに思いますので、その点について聞かせていただきたい。 なお、週休2日制に対する対応が叫ばれておる。
教育委員会としても週休2日制に対して
スポ-ツ少年団等の団体にお願いをしているとか、いろいろ地域にもお願いをしているという時期でしょう。だから
教育委員会としてもそれに必要な、見合う対応が必要だ。とりわけ図書館に子たちが集まってくるんだから、そういう情勢もかんがみて拡張が必要だと思いますが、週休2日制の対応への関連も含めてご答弁をいただきたいと思います。
○議長(
野上清一君)
岩本教育長。
◎教育長(
岩本昭造君) (登壇)2問目のご質問にお答えをいたしたいと思いますが、市教委といたしましては、今後東分館を新設をいたします。漸次充実をいたしてまいります。 いま議員お話のように、図書館は単に閲覧のサービスだけじゃなくって、貸し出しというのが大変大きな
図書館サービスとして問題でございまして、今後図書の充実を期してまいりたいというふうに思っておるところでございます。 なお、学校週5日制の問題のことをおっしゃっておるんじゃないかと思いますが、それにつきましては過日来申し上げておりますように、今後いろいろ検討してまいりたいというふうに思っております。
○議長(
野上清一君) 水谷修君。
◆(水谷修君) じゃ3回目、聞きますがね、図書館としての
拡張スペースの余地はいろんな制限等の問題でできないのかどうか、明らかにしておいていただきたいと思います。 現にいっぱいなんだから、子供だけじゃないですね。大人の
閲覧スペースも縮小されて壁のところにいきました。とても
閲覧スペースというのに値しないような閲覧室になっているのが宇治市の図書館の現状だと思うんです。やっぱり閲覧室を別個に、十分な
スペースのものを設けるということが、大人のことについても子供のことについても必要な時期に差しかかっていると思いますので、図書館の拡張について検討するのかどうかについてはご答弁がありませんでしたので、その点、いろんな制限等があるのかどうかも含めてご答弁いただきたい。 3問目ですので、拡張をぜひこの機会に、学校の週休2日制の問題も含めて検討事項に入れていただくように、要望もしておきたいというふうに思います。
○議長(
野上清一君)
岩本教育長。
◎教育長(
岩本昭造君) (登壇)今後の生涯学習を進めます上で、図書館の充実は大変大事であるというふうに市教委は思っております。 その方策につきましては2問目でお答えをいたしましたとおりでございまして、現在の
中央図書館を拡充をするという考えは市教委としては持っておりませんので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(
野上清一君) 前
窪義由紀君。
◆(前
窪義由紀君) 1点、お聞きをいたします。
社会福祉費の
精神薄弱者通所授産施設の件ですが、この施設になぜ
重度障害者が通所できるような対応がなされなかったのか、その原因。 それから、この施設の建設によって平成何年度までの対応ができるのか。 以上、2点。
○議長(
野上清一君)
杉原福祉部長。
◎
福祉部長(
杉原正明君) (登壇)
精神薄弱者授産施設のご質問にお答えをいたしたいと思います。 今年度、今回
補正予算で計上いたしております施設につきましては、なぜ重度が入れないのかということでございますが、
通所授産施設を私ども今日までやってきております中では、やはり重度の方につきましては一定の対策と申しますか、施設面での整備、体制面での整えるもの、そうしたことが必要でございますので、重度の方を受け入れることにつきましては、そのケースバイケースによってかなりのところまで受け入れたケースもございますけれども、通常はやはり重度の方につきましては難しいという判断をいたしております。 なぜできないかということでございますが、一般的には
授産施設がそうした重度の方まで含めての
施設整備といったようなところまでは至っておりませんので、いまの段階では重度の方の受け入れにつきましては特別の手だてが必要ではないかというふうに思っております。 それから今回の施設につきまして、平成4年度の、つまり平成5年3月の卒業生につきましては、
養護学校卒業生は44人と現在のところつかんでおりますが、そうした人数につきましては今回の定数30との間に差がございますけれども、かなりの方が民間企業への就職等もされておりますので、まず4年度末の卒業生につきましては、今回の
施設整備によって
授産施設で受け入れることができるんではないかというふうに思っております。 ただ、進路相談はこれからやっていきますので、その結果によりまして実態が明らかになってくるというふうに考えております。
○議長(
野上清一君) 前
窪義由紀君。
◆(前
窪義由紀君) この重度の方について、先般来も請願書が出され、全会一致で請願が採択をされると、こういうことになっております。 それで、今年度から木幡の
共同作業所に4人の受け入れをしていただいたところであります。この点については評価をいたしますが、しかし、これが非常に不十分という状況であります。ですから、新しい
施設建設のときには重度対応も可能なものをということを、私どもの意見を申し上げてきましたけれども、いまある施設に重度もという場合は、一定の
施設改善、それから運営面でのいろんな問題があるということでありますが、これは法人も新しく発足する、施設も新しく発足するということで、その土地も宇治市の公共用地を使うということですから、従来の民間の方が
社会福祉法人を設立されて、自分たちの努力で用地も確保し、それから法人の設立も含めて自助努力の中でやってこられる、こういうケースとは若干違うと。宇治市の貴重な財産を運用されると、こういうことでありますので、そういう点では新しく出発するという組織ですので、私はこういったところに宇治市の施策の一部を担っていただくということは非常に大事なことだと思うんです。その点で、いまの答弁は残念ながら施設なり体制が重度を受け入れるためには特別の体制が必要だということですが、私はだからこそ、新しくできる施設にはそういった対応ができるようにということを求めておるわけなんです。 いまのところ、そういう気持ちはないということですが、じゃ、
重度障害者については、働く意欲のある、そして働ける可能性のある、そういう方たちに対する施策面は一体どういう対応をするんですか。この点について再答弁を求めたいと思うんです。 そうじゃないと、新しくできる所でしっかり位置づけしないことには、なかなか後から付随させていくというのは、非常にこれまでの
経過から見ても難しいことです。ですから強くこれは、再度求めておきたいと思いますので、責任ある方の答弁を求めたいと思います。 それから
共同作業所、木幡のほうへ4人お願いしているということですわね。あの
共同作業所は非常に狭いわけで、リサイクルの問題も紙パックぐらいしかできないと、こういう状況になっております。ですから、そこへまた新たな重度対応を求めるということをやっておるんです、現にね。ですから、市のしっかりした姿勢があれば私は可能だと思います。木幡の
共同作業所は非常に手狭まになっておるということは、もうご承知のとおり。ですから、私はこの施設ができても平成4年末の受け入れはまあ対応できる見込みだ、平成5年になりますとこれが非常に難しくなると、こういうことでもありますので、木幡の
共同作業所の拡張ないしは東宇治関係での新しい施設の建設等々の展望も、これはいまから検討していただかなければならないと思うんですが、その点についての当局の考え方をお聞かせ願いたいというように思います。
○議長(
野上清一君)
杉原福祉部長。
◎
福祉部長(
杉原正明君) (登壇)2問目のご質問にお答えをいたしたいと思います。 まず、重度の方の受け入れでございますけれども、特別の手だてが要るということは先ほどもお答えをしたとおりでございますし、新しい施設ができるこの機会にということでございますが、やはり運営面と申しますのは措置費で運営がされるというのがこれ基本でございます。そうした点からは重度の方につきましては特別の手だてが、やはりそうした面でも必要ではないかというふうに思っておりますので、今回の施設で重度もということにつきましては、非常に難しいと。 ただ、あの重度の方の対策ということにつきましては今年度、ご質問の中にもございましたが
共同作業所で4人1グループということでスタートをいたしております。これらにつきましては京都府の制度に乗っかってやっているわけですけれども、基本的には広域的なこうした施設づくりということが、やはり根本的なその解決策だといううふうに思っております。したがいまして私どもといたしましては、京都府の市長会を通じたり、あるいは福祉事務所長会議、あるいは広域圏の市町村圏、こうした場で京都府に対しまして広域的な施設として整備をしていただきたいという要望活動等、既に一部は行っておりますし、今後もそうした取り組みを進めていきたいというふうに思っておるところでございます。 それから木幡の
共同作業所でございますが、確かに手狭になっているということは現実でございますが、これらにつきましては今後、どう効率的にこの貴重な施設を使っていくかということは、今後も引き続き検討をしてみたいというふうに思っております。 それから、5年度以降の卒業生に対しましての対策でございますが、
施設整備の面ではいまのところ持ってはおりません。ただ、4年度、この法人でつくっていただくという中では、やはり法人側といたしましても広域的にもっと、今回つくる法人を足場にして広域的に施設づくりに努力していきたいと、こういうご意向も持っていただいておりますので、そうした点で
授産施設につきましても宇治市だけが毎年毎年つくっていくということではなしに、もっと広域的な立場で施設づくりも、宇治市といたしましても働きかけていきたいというふうに考えています。 それからもちろんでございますが、
授産施設だけが障害者の方の生きがい、働きがいということではなしに、民間企業に対する雇用の拡大、こうしたことも当然必要な措置でございますので、そうした啓発もやっていきたいというふうに思っております。
○議長(
野上清一君) 前
窪義由紀君。
◆(前
窪義由紀君) この
重度障害者をなぜ受け入れられないかという理由について、納得いく答弁がありませんね。措置費が云々という話もありましたけれども、じゃ、木幡の4人についてはどうなっているんですか。府というんですか、そういう一定の措置を言うてましたでしょう、いま。じゃ、受け入れ施設がなければ、受け入れ体制がなければ、そういう措置はされないということであります。 ですから、せっかくここで宇治市の土地を使ってやる施設だから、あんな狭い木幡の
共同作業所のところに無理無理4人お願いしているということは、私は、それは当面の解決策としては必要なことだと思うんです。しかし恒久的な対応ということになりますと、じゃ、あの4人以上あそこでどうするんだというふうになった場合、これ、どうするんですか。対応できないと思うんです。 ですから私は、こういう新しい出発する段階でそういう位置づけをきちっとしておけば、もう少し弾力的な運営ができるんではないかというように、強く思うんですが、いままでの杉原部長の答弁では、施設なり体制の整備が必要であるということが1点、措置費がどうなるわからんというようなことが二つ目。この二つとも、行政の努力で解決できるところなんです。ですからこの点については、私は考え方としておかしいと思うんです。 それで再度、もうきょうはこういう議案審議ですので基本的なところだけにとどめますけれども、広域的施設ということで府に要望しておるけれども、府のほうは広域施設でやるといっても、大体どこでやるかわかりません。大体、やる姿勢にまだ立っていないでしょう。何年先に見込みあるんですか。特に
重度障害者の施設を広域的につくるといったら、そこに通うのが大変なんです。むしろ、私はそれぞれの自治体、近いところでそういう施設を整備して必要な分は府なり国庫の補助を受けると、これが筋だと思うんです。これをやろうと思えば、自治体の姿勢がなければ国庫もついてこないということであります。 私はそういう点でひとつ、まあ将来言うても遠い将来のことではなくて、近い将来的展望を持って、この
重度障害者をどうするかという点で福祉担当、石井助役のちょっとその辺の腹づもりをひとつ、聞いておきたいなというように思います。そうじゃないとこれ、全く展望ないんです。 それから東宇治関係での施設拡張というんですか、そういう点では木幡の施設拡張については引き続き検討したいと。別の場所でやってもいいですし、いまの所の用地が拡張できればそれでもいい。私はいずれにしても、もう間もなくそういう判断をしなければならない時期がくるというように思うんで、この点についても腹づもりをひとつ、やっていただきたいなということであります。あわせてその点もお聞きをしておきたいと思います。 以上です。
○議長(
野上清一君) 石井助役。
◎助役(石井常夫君) (登壇)
精神薄弱者通所授産施設の建設についてのご質疑にお答えいたしたいと思います。 今回の
精神薄弱者通所授産施設の建設につきましては、国に対しまして精神薄弱者通所施設としての国庫補助の申請をいたしました。補助内定があったわけでございまして、重度心障者の申請はいたしておりません。重度心障者の
授産施設をつくるということになると、やはりそれなりの国庫補助の申請、重度は重度の枠がありますし、重度は非常に人数も少ないし金もかかる施設にはなりますけれども、必要であればしなければいかんわけですが、今回は普通の精薄者の
授産施設の申請をし、平成の4年なり5年なりの卒業生を受け入れる体制をしいたということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。 だから、なぜ申請をしなかったのかとこういうことでございますが、とりあえず我々の考えといたしましては、これは南山城の
福祉部長と言いますか、福祉事務所長会議等におきましても、それぞれの地域で精神薄弱者の通所施設なりはつくっていこうと、それで重度については各市町でそれぞれつくるといっても数が非常に少ないので、これはやはり南山城なりで1カ所がいいのか2カ所がいいのかは別として、きちっとした、地域としてつくるべき施設であるというふうに位置づけておるわけでございまして、前窪議員はそれぞれの市町村でということでございますが、現在、市といたしましても南山城の市町村と連絡をする中で、やはり地域として重度のものについてはつくっていくべきではないかという考え方をとっておるということでございます。で、今回はそういう形で、普通の精薄者の通所の施設として国庫補助の申請を行ったという内容でございますし、これはやはり、それを引き受けてくれる法人とも十分話し合った上で決めたことでございますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。 なお、今後どうしていくのかという今後の見通しの問題でございますけれども、この問題につきましても、これが来年度になりますと
共同作業所を入れまして4カ所の通所施設なり
授産施設ができてくるわけでございまして、山城全体の人口比というか、こういう方々の人口比というかは別といたしまして、そういうことからいきますと宇治市が一番進んできておるという内容になってきております。そういう形の中で、今後はそれぞれ南山城全体でその地域にそれぞれが置いていくということになりませんと、宇治市だけがどんどん進むということになると、これは広域的な施設で宇治市民しか入れられないというものではございませんし、そういう形の中でやはり、各市町村が同じような歩調で通所施設なり入所施設なりをつくっていくという形の中で、南山城全体として今後どうしていくのかという問題でいま協議に入っておるわけで、そういう中で、重度については府県でやるべきじゃないかということで府に突き上げておるという内容になっておりまして、それと同時に何度も答弁いたしておりますように、やはり福祉工場等が出てきませんと、ここから出ていく人が非常に少ない。入る人は多いけれども卒業生がいないということでは幾つつくったらいいのだという話になってくるわけでございますし、そういう形の中で、幸い京都市内には一つ福祉工場があるわけでございますけれども、南山城にも立地さしてほしいということも府と協議を、協議というよりも要望を進めておるわけでございますので、将来的にはやはり各市町村でこういう
授産施設を持ち、重度については地域で持ち、福祉工場についても、府のほうに対して誘致をしていくという考え方で進みたいというふうに考えておる次第でございます。 なお今後の問題につきまして、東の問題に触れられましたけれども、それは拡張するのか新設するのかといろいろな問題がございますけれども、これはやはり今後の研究課題としてどういう形で今後やっていくのか。いま申しましたように、宇治市のみでなく南山城全体としてどういう形でもっていくのがいいか、十分に福祉の所長会議等で協議してもらって、南山城全体として、こういう精神薄弱者の方々にどうやってどのような形でいくのが一番いいのかということを、広域的に検討させたいというふうに考えております。
○議長(
野上清一君) 佐藤京子君。
◆(佐藤京子君) 先ほど水谷議員が図書館の閲覧室のことについて質問をいたしましたが、教育長の答弁と私どもが予算委員会でこの問題を取り上げたときのお約束とが大分食い違うように思いますので、質問をさせていただきたいと思いますが、図書館の今後の性格を閲覧から貸し出し中心にしていくというお話ですが、仮にそうであっても、現状は大変狭いです。貸し出し中心にしたところでいまの閲覧室は大変狭い。それで、「いまの所の改善を何とかしないのか」というのが水谷さんの質問でした。今後、図書館を閲覧に力を入れずに貸し出し中心にいくということも重大問題ですから、私どももこれ、これからちょっと研究をしてみたいと思いますが、基本的な方針を教育長がお答えになりました。その上で、それでも閲覧の部屋は狭いです。これは何とかせないかん状況じゃないかと思うんですが、いまのところはそういうことは考えていないと、閲覧室の充実については一切考えていないし、これからの図書館の増
スペース、どっか土地を使って広げるということも考えていないということ、つまり現状のままでいくのが方針だというお答えです。 ところで、私ら予算委員会でこの問題を取り上げまして、そして一つの提案としまして、生涯学習センターが今度できます。そこで、いままで図書館の並びにありました展示室が大変狭くて、それから十分な展示ができない構造になっているので、生涯センターにきちんとした展示室をつくって、いまある展示室を図書館の何か閲覧か何かで活用できるように検討されてはどうですかということを提案しました。そしたら予算委員会では「そのことについて検討します」というお返事をいただいております。それで私は
教育委員会の中で、この展示室の活用についていろいろとご検討をいただいているのかなというふうにして楽しみにしておりましたところ、教育長は一切そういうことはしないとこういうことなんです。それなら、予算委員会のときの考えと変わったとか、検討した結果こういう結論が出たのでやめたとか、いうふうな詳しい説明をしてもらわんと、何かそのときそのときの答弁が、もう出たとこ答弁のような感じを受けます。一体どうなっているのか、お聞かせください。
○議長(
野上清一君)
岩本教育長。
◎教育長(
岩本昭造君) (登壇)佐藤議員さんのご質問でございますが、基本的には水谷議員のご質問にお答えをいたしましたように、そういった考えで今後、宇治市の図書館の充実を図っていきたいというふうに思っておるところでございます。 予算委員会でいろいろお話がございましたけれども、私が記憶をいたしております限りにおきましては、展示室とか、そういったほかの部屋を使ってできないかと、いわゆる使い回しと申しますか、そういう意味でおっしゃったというふうに理解をいたしております。水谷議員のご質問は、構造的に広げなさいという意味でございましたので、そういう考えはないというふうに申し上げたところでございまして、予算特別委員会で申し上げましたことと、先ほどお答えをいたしましたことと違っていないというふうに私は思っておりますので、ぜひご理解をいただきたいと思います。 重ねて申し上げますけれども、我々といたしましては、生涯学習を進めます上で宇治市の図書館の充実は大事であると、そのためには現行の図書館とともに、東の図書館分館をつくっていきたいと、過般の議会で西のほうについても一定の方向が出されておると。そういった方向で今後進めていきたいというふうに理解をいたしております。 それともう一つは、私のほうの説明が不十分だったと思いますが、私は閲覧を中心にというふうに言ったのではございませんので、やはり限られた
スペース等を思いますと、図書館は閲覧だけじゃなくって貸し出しというものは大変大きな機能があるという意味で申し上げました。若干アクセントがそういうふうに閲覧中心にとっていただきましたら、そういう意味でございますので、そういった意味で不十分なところは自動車文庫を利用しておるとか、そういうふうにやはり、あの本館だけで一切図書館、読書需要にこたえていくというものはしょせん限界がございますので、やはり今後蔵書もふやし、貸し出しの機能を強めていくということが大事であるというふうに思っておりますので、ぜひご理解を賜りたいと思います。
○議長(
野上清一君) 佐藤京子君。
◆(佐藤京子君) これは私どもの予算委員会のときには、一つの提案をさせていただいて、資料展示室だとか中央公民館だとか--中央公民館というのはちょっとこれは言ってなかったかもわかりません、お答えの中であったんですが--資料展示室を図書館の一部として転用したらどうかという提案に対して、
教育委員会のほうは夏休み中だけでも臨時閲覧室に転用するということも含めて十分検討すると、こういうお答えをいただいたので、転用以外は一切考えないということも確実にお答えになったわけではなかったと思うんです。まあこれは、予算委員会の細かい審議の中のことですからもういいですけれども、そういう臨時閲覧室も考えているというふうなことを、水谷議員が質問しているんですから、閲覧室が小さいからどうするのやということで質問しているんですから、答弁をもうちょっと詳しく親切にお答えにならないと、こういうことになると思うんです。その点はきちっと私は注文をつけさせていただきたいと思います。 それともう一つは、これは資料展示室を生涯センターができたときに展示室を生涯センターに移して、あそこを図書館の閲覧室に、これから臨時閲覧室というそういうことじゃなくて、ずっと図書館の一部として使っていかれたら大分広くなるんじゃないかということを私は思って提案したんですが、ぜひこれは、使わない方針を決められたわけでもないと思いますので、これは市長さんともご相談いただいて、ぜひとも閲覧室をもう少しゆとりのあるものに広げていただきたいと思うんです。これは水谷議員の質問に関連しての私の質問になりましたが、お願いを、要望を重ねてしておきたいと思います。 そして、いまのような状態でいくと言われるんでしたら、あれはいかにも図書館としてはちょっと、対外的にも機能としては狭すぎると思います。これはもう、あれだけ図書が充実してきていい図書館になってきていると思うんです。それで場所が偏っているのであちこちに貸し出しの、図書館の分館をやられるというのはそれは私も大賛成なんですが、しかし分館は貸し出し中心になりますから、やっぱり図書館らしい、せっかくいい図書館になってきたんですから、それにふさわしい雑誌や新聞、その新聞もやがていろんな外国の新聞も取り寄せて十分そこで勉強を、勉強て学生の勉強じゃありません。学生の勉強も悪いことはありませんけれども、いろいろとそこで落ち着いて閲覧ができるという、そういう図書館らしい図書館にぜひしていっていただきたいので
スペースを広げたらどうかという提案をしているわけですから、もう一切ふやすつもりはないというふうなことを言い切られるのはどうかと思うんです。これは言い切られたら、それはもう確たる方針として私どもは受けとめざるを得ませんから、方針はころころ変わるものではないと思いますから、その辺をもう一度お聞かせいただいて、要望もさせていただいて、質問いたします。
○議長(
野上清一君)
岩本教育長。
◎教育長(
岩本昭造君) (登壇)それでは、再度ご質問ございましたのでお答えを申し上げたいと思いますが、お言葉をあれするようですが、私は決して方針はくるくる変わっておらないと、構造的にどういうふうにしたら
スペースを広げられるかと、新たに建てるようなご質問がございましたので、そういう考えはないというふうに申し上げたんで、再三申し上げておりますように、図書館の充実というものは力を入れてやっていきたいというふうに思っています。 ただ話の中にお触れになりました展示集会室というのは、実は図書館の中に集会室がございますし、百数十人の中央公民館にも展示集会室という名がございますけれども、それはできないと。何となれば中央公民館で集会のことをやっておりますので。ただその図書館の事務室の隣にございます、いわゆる図書館の集会室という名で、例えば読書会とかいろんな催し物をやります所をおっしゃっておるというふうに理解をしますと、まさにそれは運用の問題でございまして、そこまでしないということではございませんので、構造的なものはあのままでいきますと。ただ使い回しと申しますか運用につきましては、当然空いておればここの場所を使ってそれはいかんということではございませんので、やはり図書需要にこたえられるように、現在の中でいろいろ努力をしていきたいというふうに思っておりますので、ぜひご理解をいただきたいというふうに思います。
○議長(
野上清一君) 佐藤京子君。
◆(佐藤京子君) 3回目で終わりますが、教育長がいま現在考えておられることはよくわかりました。 そのことを、まず水谷議員の質問について、もうちょっとその、現在狭いことについて質問をしているわけですから、それだけのことを最初にきちんと、もうちょっと詳しい答弁してあげていただきたいと思うんです。そしたらこういうことにならない。 それからもう一つは、やっぱり使い回しをせざるを得ない。しかし、これからずっと継続的に使うわけにもいかない。それは図書館活動の一部として使っているからやということですから、つまりどっちにころんでも狭いんですよ。 ですから、これは水谷議員と同じ質問になりますが、新しく図書館を別に建てとかそういうことは言いませんが、あの周りに土地があります。まだ空き地で残っている部分もありますから、できるだけ閲覧室もしっかりとったいい図書館に変えていっていただくよう方針を出していただきたい、このことをお願いして終わります。
○議長(
野上清一君) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終いたします。
○議長(
野上清一君) お諮りいたします。 3議案については、会議規則第37条第2項の規定により
委員会付託を省略いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、3議案については
委員会付託を省略することに決しました。
○議長(
野上清一君) これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり) ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。
○議長(
野上清一君) これより採決いたします。 採決は分割して行います。 最初に、議案第43号を採決いたします。 本議案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (民社党議員団、無所属議員団、公明党議員団、社会党議員団及び自民党議員団起立) 起立多数であります。 よって、議案第43号は原案のとおり可決されれました。 次に議案第41号及び議案第42号の2議案を一括して採決いたします。 2議案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、議案第41号及び議案第42号の2議案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△日程第5 議案第44号、議案第46号から議案第50号まで、議案第52号及び議案第61号
○議長(
野上清一君) 次に日程第5、議案第44号、議案第46号から議案第50号まで、議案第52号及び議案第61号、以上8議案を一括して議題といたします。
○議長(
野上清一君) 委員長の報告を求めます。総務常任委員長
菅野多美子君。
△総務常任委員長報告
◆総務常任委員長(
菅野多美子君) (登壇)ただいま議題となりました日程第5、議案第44号、議案第46号から議案第50号まで、議案第52号及び議案第61号、以上8議案について、平成4年6月22日に本委員会が市当局から説明を受け、審査いたしました
経過と結果についてご報告いたします。 最初に、議案第44号についてご報告いたします。 本議案は、地方税法の改正により、宇治市市税条例の一部改正を3月31日付で
専決処分したものについて承認を求められているものであります。 以下、質疑応答の概要をご報告いたします。 「平成6年度からみなし法人課税が廃止されるが、本市ではみなし法人課税は何件あるのか」とただされ、「平成3年度が19件、4年度が18件となっている」という答弁がされました。 次に、「廃止により、本市の税収にどのように影響するのか」とただされ、「個々の例を計算しないと一概には言えないが、廃止により増収になると考えている」という答弁がされました。 次に、「平成3年度限りで長期営農継続農地制度が廃止され、生産緑地の指定希望の申し出があった農地の当初課税については、農地課税相当額を仮に算定した額として徴収する、いわゆる仮算定による徴収制度が適用されるが、どのくらいあるのか」とただされ、「740筆、面積にして68万7,000平方メートルである」という答弁がされました。 次に、「生産緑地指定の希望がなく、宅地並み課税されるものによる増収額はどのくらいか」とただされ、「本年3月に本申請を締め切ったところであり、精査した段階で報告したい」という答弁がされました。 なお、委員から「以前は、個人の事業者でもみなし法人課税を適用したほうが有利ということで、多くの自営業者がみなし法人課税を適用していたが、それらが法人化し、現在みなし法人課税を適用している件数も少なくなってきているという事情は一定理解はするが、一方、自営業者等からは、いわゆる自家労賃的なものを税法上も認めていくべきであるとの声も聞くので、自治体としても何らかの形で国へ要望していくべきである」という意見が出されておりましたので、申し添えておきます。 以上で質疑を終わり、討論はなく、採決の結果、全会一致で承認すべきものと決しました。 次に、議案第46号についてご報告いたします。 本議案は、恩給法等の一部を改正する法律の施行に伴い、退職年金等の扶養加給金額を増額するため、所要の条例の一部改正について議決を求められているものであります。 以下、質疑応答の概要をご報告いたします。 「本条例の対象者数は何名か」とただされ、「現在、6名である」という答弁がされました。 以上で質疑を終わり、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第47号についてご報告いたします。 本議案は、恩給法等の一部を改正する法律の施行に伴い、退職年金等の仮定給料年額、最低保証額及び加算金額を増額するため、所要の条例の一部改正について、議決を求められているものであります。 本議案については質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第48号についてご報告いたします。 本議案は、宇治市
消防本部及び宇治市消防団が新庁舎に移転したことに伴い、それらの設置位置を変更するため、所要の条例の一部改正について議決を求められているものであります。 以下、質疑応答の概要をご報告いたします。 「以前から、
消防本部等が移転すれば、建物に相当の余裕が生じるので、子供たちを対象とした消防に関する資料室的なもの、また消防車や手押しポンプ等、歴史的なものを展示し、消防用具の進歩が一目でわかる展示場のようなものを設けてはどうかと提案してきたが、どうなっているのか」とただされ、「現在所有する消防に関する資料等を展示する資料室的なものは設けたが、消防車等を展示するとなると相当の
スペースが必要となり、現在、中消防署が入っている状況では非常に困難である」という答弁がされました。 以上で質疑を終わり、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第49号及び議案第50号の2議案を一括してご報告いたします。 議案第49号は、消防団員等公務災害補償等共済基金法施行令の改正に伴い、
退職報償金の増額を行うため、議案第50号は、
非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の改正に伴い、補償基礎額の増額を行うため、それぞれの所要の条例の一部改正について議決を求められているものであります。 2議案については、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第52号についてご報告いたします。 本議案は、宇治市財務会計情報処理機器システムを株式会社ケーケーシー情報システムから取得するため、議決を求められているものであります。 以下、質疑応答の概要をご報告いたします。 「今回、株式会社ケーケーシー情報システムが落札したが、今後のOAシステム導入に当たり、同社が有利になることはないのか」とただされ、「今回のシステムは、現在、会計課で稼働している富士通のシステムをベースに拡充・発展させていくものであり、富士通のシステムということで機種が限定されていたが、今後新規に新しいシステムを導入する場合は、機種は関係なく、一からの入札となり、同社が有利になるということはない」という答弁がされました。 次に、「今回導入するシステムが故障した場合、同社が補修するのか」とただされ、「機器自体の補修についてはメーカーが、また、システム上の補修についてはシステムを開発したところが補修をする」という答弁がされました。 次に、「本市の目指している一連のOAシステムが完成するまでにはどのくらいの経費が必要か」とただされ、「今回のシステム開発には約4,500万円かかったが、一連のOAシステムが完成するまでとなると未開発の部分もあり、またどの程度の水準のシステムを導入するかにより経費が違ってくるため、具体的に金額は算出していない」という答弁がされました。 次に、「本システムを運営・管理していくに当たり、どのくらいの経費が必要と考えているのか」とただされ、「本システムは自己処理方式であり、必要となる経費は機器の補修費として1,100万円から2,000万円程度必要になると考えている。なお、実務段階では、第1期のシステム開発が稼働する時点ですべての運営経費を3億5,000万円から4億円程度に抑える必要があると考えている」という答弁がされました。 次に、「民間企業等では、経済効果等について厳しい検討の上で機器を導入しているが、省力化という点ではどのような効果があると考えるか」とただされ、「個々の業務の中で具体的に何が効果があったか、数字で把握することは非常に難しいが、例えば課税事務に当たり、従来、市民課で住民登録の異動等を調べていたものが、課税課に設置してあるパソコンで探索できるようになったなど、事務が正確にしかも迅速に処理されるという点で大いに市民サービスに貢献していると考えている」という答弁がされました。 次に、「従来リース方式だったものを今回買い取りにした理由」についてただされ、「リースの場合のリース料と買い取りの場合の取得価格等を比較検討したのはもちろんのこと、従来、庁内にある端末機と電算会社にある機器本体とを電話回線で結んでいたものが、機器本体を庁舎内に設置したことにより、漏洩などの危険性が少なくなったと判断している」という答弁がされました。 以上で質疑を終わり、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第61号についてご報告いたします。 本議案は、消防ポンプ自動車(CD-Ⅱ型)を森田ポンプ株式会社大阪営業所から取得するため、議決を求められているものであります。 以下、質疑応答の概要をご報告いたします。 「入札の
経過」についてただされ、「一般的に2,000万円程度の入札なら普通7、8社で指名競争入札するが、今回の場合、非常に専門的なものでもあり、3社で指名競争入札を行った。実際の契約事務は管財契約課で行っているが、市の入札予定価格との関係で落札せず、2社が入札を辞退したため、最終森田ポンプ株式会社と随意契約をしたものと推測する」という答弁がされました。 以上で質疑を終わり、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、報告を終わります。
○議長(
野上清一君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。
○議長(
野上清一君) これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり) ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。
○議長(
野上清一君) これより採決いたします。 採決は分割して行います。 最初に、議案第44号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は承認すべきものであります。 本議案は委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、議案第44号は承認されました。 次に、議案第46号から議案第50号まで、議案第52号及び議案第61号、以上7議案を一括して採決いたします。 7議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 7議案は委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、議案第46号から議案第50号まで、議案第52号及び議案第61号、以上7議案は原案のとおり可決されました。
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△日程第6 議案第53号、議案第54号及び
議会議案第1号
○議長(
野上清一君) 次に日程第6、議案第53号、議案第54号及び
議会議案第1号、以上3議案を一括して議題といたします。
○議長(
野上清一君) 委員長の報告を求めます。市民環境常任委員長 堤武彦君。
△市民環境常任委員長報告
◆市民環境常任委員長(堤武彦君) (登壇)ただいま議題となりました日程第6、議案第53号、議案第54号及び
議会議案第1号、以上3議案について、平成4年6月20日に本委員会が審査いたしました
経過と結果についてご報告いたします。 最初に、議案第53号についてご報告いたします。 本議案は、
墓地公園造成第2期工事について、玉井・玉井組特定建設工事共同企業体と
請負契約を締結するため議決を求められているものであります。 以下、質疑応答の概要をご報告いたします。 「市内業者による共同企業体方式を採用した理由」についてただされ、「市の記念的事業で、しかも共同企業体方式を採用する際の国の基準である2~3億を超える大規模工事であること、及び技術的に市内業者で十分対応できることを理由としている」という答弁がされました。 次に、「第1期工事の際、不良残土の処分で工事変更を生じたが、事前にボーリング調査をしていることでもあり、今回はそのようなことのないようにされたい」という意見が出され、「ボーリング調査等の結果ではそのような事態は発生しないと思うが、造成面積が5ヘクタールにも及ぶので、全く工事変更がないとは断言できない」という答弁がされました。 以上で質疑を終わり、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第54号についてご報告いたします。 本議案は、市営茶室「対鳳庵」建て替え工事について、安井杢工務店と
請負契約を締結するため、議決を求められているものであります。 以下、質疑応答の概要をご報告いたします。 「入札に参加した業者数、また安井杢工務店の技術能力及び実績」についてただされ、「10社の入札である。同工務店は一般建築のほか木造建築も広く手がけ、京都府民ホール、桂離宮、出雲市・岐阜市・山形市等の茶室を建築した実績を持ち、日本建築学会文化賞を受賞している」という答弁がされました。 次に、「既存施設の解体工事等、予定どおり進んでいるのか」とただされ、「予定どおり進行している。6月16日現在、文化財発掘調査を完了しており、議案が可決されれば7月初旬から建築工事に入る」という答弁がされました。 以上で質疑を終わり、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、
議会議案第1号についてご報告いたします。 本議案は、共産党議員団7人から提出されたもので、提案趣旨について「国保保険料の引き下げは全国的に大きな流れとなっており、300を超える自治体で実施されている。本市でも保険料は市民負担の限界を超えており、今回低所得者層の負担軽減を図るため、被保険者均等割額及び世帯別平等割額を引き下げようとするものである。本市の国保会計の黒字は、相次ぐ引き上げの結果生じたものであり、市民に還元するのは当然である。なお、引き下げが実施されれば、標準世帯で約3万円の負担軽減になり、約3億円の財源が必要になるが、一般会計からの繰り入れと国保事業財政調整基金の取り崩しにより措置が可能であると判断している」という説明がされました。 以下、質疑応答の概要をご報告いたします。 「黒字を生じたから市民に還元するという基本的な考え方で提案しているのか」とただされ、提案者から「平成3年度末の財政調整基金の状況や、同年度の決算見込みを当然考慮に入れているが、考え方の基本は、低所得者層の負担の軽減である」という答弁がされました。 次に、「平成3年度の決算見込み額及び今回の改正が実施された場合の平成4年度及び平成5年度における影響額」についてただされ、市当局から「平成3年度は約2億7,000万円の黒字となる見込みであり、その内訳は、特別調整交付金のその他特別事情分(いわゆる特々交付金)約1億8,700万円及び平成2年度の剰余金の半額約8,300万円である。したがって、過去の財政運営が保険料の改定等の措置も含めてバランスのとれたものであったと判断している。また影響額は、平成4年度については保険料の収入減約3億円、保険基盤安定制度等の制度に基づく補助金の減額が約6,000万円、さらに特々交付金の削減額が約1億8,000万円、合計5億4,000万円である。平成5年度については保険料の据え置きを前提に約7億円である」という答弁がされました。 次に、「黒字を生んできた大きな要因に特々交付金の導入があるが、保険料を引き下げても導入が可能なのか」とただされ、提案者から「特々交付金については明確な算定基準が示されていないが、本来自治体が施策の中心に置くべき保健予防対策の充実等、総合的な運営努力によって判断されるべきものである。もし保険料の取り扱い等によって厚生省が判断しているとすれば、その不当な支出のあり方自体が問題である。自治体はそのような国の姿勢を住民にPRするとともに、住民負担軽減の立場に立つべきであり、そういう自治体がふえることによって国の考え方が改善されていくのではないか。長野県では県当局が県下各市と一体となって厚生省に働きかけ、厚生省通知から「保険料(税)の引き下げを行ってはならない」という文言を削除させている」という答弁がされ、市当局からは「平成3年度の特々交付金の申請については都道府県が窓口になるが、厚生省の指導を受けて、平成3年度に保険料を引き下げた団体及び平成4年度に引き下げを予定している団体は申請自体が認められないことになっている。提案者の考え方は運動論としては理解はできるが、実務的には保険料を引き下げた場合、特々交付金の導入は困難である」という答弁がされました。 次に、「保険料の引き下げを行った自治体の財政状況」についてただされ、市当局から「引き下げを行った自治体は東北及び長野県に多いが、医療費が低額であること、さらに会計総額の1割から1割5分の財政調整基金を保有しているなど、財政基盤が非常に強固であることが特徴となっている。また、引き下げを行った自治体には、保険料の算定方法等制度改正によるものと、国保運営協議会あるいは市長の判断により明確な意思をもって実施したものと2形態があるが、後者については例外なく特々交付金がカットされており、年度当初からそのことを見込んだ上で判断している」という答弁がされました。 次に、「今日まで財政健全化の努力を積み重ねることによって、多額の特々交付金を導入できた。保険料を引き下げるとそれがカットされるため、結局市民に厳しい負担を強いることになる。今回の提案は、長期的展望に欠けた一時しのぎの対策である。特々交付金の導入によって、市民負担が軽減されたとは理解していないのか」とただされ、「国庫支出金がふえれば被保険者の負担が軽減されるのは当然である。かといって、すべて国の言いなりになるのではなく、自治体の判断で保険料を設定することは可能であり、市当局も平成3年度引き上げを見送っている。保険料を引き下げれば2、3年は財政が厳しい状況に陥るかもしれないが、そのことによって制度が改正されるとすれば、あえて挑戦すべきである」という答弁がされました。 次に、「本市は医療費が高く、財政調整基金も少額であり、保険料の引き下げを行った自治体と財政状況が異なる。さらに特々交付金がカットされると再び赤字になり、保険料の引き上げは避けられない。平成4年度の財政不足約5億4,000万円をどう補てんしていくのか」とただされ、提案者から「5億4,000万については特々交付金のカットとか、保健予防対策が現状のまま推移することを仮定して算定した問題の数字である。保険料の引き下げに伴う約3億円の財政補てんについては、一般会計から繰り入れ約2億円と国保財政調整基金の取り崩し約1億円を考えているが、原則は一般会計からの繰り入れで全額補てんすべきであり、年度末に一般会計に不足を生じた場合に基金の取り崩しを行うという考え方である」という答弁がされました。 次に、「一般会計からの繰り入れや国保財政調整基金の取り崩しが、提案者の言うように安易にできるのか」とただされ、市当局から「特別会計は年度当初にその会計自体で収支の均衡を図るのが原則である。保険者、被保険者、国の3者が最大の努力を尽くした上で初めて一般会計からの繰り入れが可能になる。国保財政調整基金については、不測の事態に備えるため平成3年12月に設置したばかりで、積立額も約1億3,000万円と少額である。当面5億円を目標としているが、将来それを超えた段階では保険料の抑制や保健対策の充実に向け取り崩すことも可能である。現時点では困難である」という答弁がされました。 次に、「保険料を引き下げると、将来、毎年保険料を引き上げなければならない事態になることは明らかであるが、長期的展望に立ってどう判断しているのか」とただされ、提案者から「赤字が出るかどうかは仮定の論議であって、今後、特々交付金の制度改善についての国への働きかけ、保健予防対策の充実等、年度間にわたって総合的な運営努力を進めるかどうかにかかっている。それでも赤字を生じる場合は、市財政全体の中で判断すべきである」という答弁がされました。 次に、「今回の議案は、国に働きかけて特々交付金を導入するとか、実現不可能な願望のもとに提案され、財源補てんの見通しのない無責任なものである。結局、将来、保険料の引き上げで苦しむのは市民であるという現実的な認識に欠けている」という意見が出され、提案者から「一般会計からの繰り入れについては、被保険者1人当たり京都市の2万135円、向日市の2万197円などと比べて本市は8,282円と少額である。国保会計では当年度精算を基本として、基金は当年度の財政運用に生かしていくべきであり、その取り崩しは一般会計からの繰り入れの大幅な増額と同様、結局は施策選択の意思決定の問題である」という答弁がされました。 次に、「運営協議会からの答申に基づいて市当局から平成4年度当初に保険料引き上げの提案がされたが、今回の提案は答申内容に反したものとなっている。運営協議会自身の性格に問題があると判断しているのか」とただされ、提案者から「平成3年の答申の中で、「低所得者の負担軽減について、平成4年度に向けて的確な対処をするよう」指摘されており、今回の提案はその趣旨に合致するものである。運協は行政的に不十分な部分を指摘する性格のものではないだけに、その指摘の意味は重要である」という答弁がされました。 次に、「これまで三位一体(保険者、被保険者、国)となって財政健全化に向けて努力し、議会も運協の答申を尊重しながら、可能な限り保険料を抑制する方向で真剣に審議してきた。それらの努力の成果が特々交付金の導入につながり、現在の黒字を生み出してきたと判断している。(1)提案会派はこれまで国保の当初予算に反対してきたが、そのことは運協の努力を認めていないことになるのではないか。(2)三位一体の努力が報いられて特々交付金が導入できたと判断するが、どう考えているのか。(3)自治体は継続して安定的に事業を運営しなければならない責務を負うが、今回の提案は長期的展望を欠いた無責任なもので、真剣に論議できない」という質問、意見が出され、提案者から「(1)保険料を引き下げるために一般会計からの思い切った繰り入れも辞さないという施策の選択がされる場合、そのことは必ず市民に評価され、ひいては今後の運協の答申に反映されると判断している。(2)報いられたという単純なとらえ方はしていない。むしろ、特々交付金の性格が不明確なことが問題であり、早急に明らかにすべきである。三位一体の努力は必要であるが、国庫支出金が毎年減額され、歳入の構成比で昭和55年度の62%から平成2年度には40%に落ち込んでいることは、国の努力が欠けていることを示している。(3)単に国保事業だけの問題ではなく、在宅ケア等保健事業を充実するなど抜本的な政策転換を図るべきであるという長期的な展望を踏まえて議案を提案している」という答弁がされました。 以上で質疑を終わり、次に民社党委員から次のような反対討論がされました。 国保事業は市が国から委任を受け、国民健康保険法に基づき、保険者として責任をもって継続して運営していく事業である。また原則的には保険料と国庫支出金とで運営する相互扶助共済制度である。今回の提案どおり保険料の引き下げが実施された場合、(1)平成4年度の実損額が約5億4,000万円、平成5年度が約7億円と年々雪だるま式にふえていくことになり、長年かかって保険者、被保険者、議会、医療機関、国、府と、それぞれの立場で築き上げてきた健全財政が取り返しのつかない赤字体質に逆戻りして、国保制度自体が崩壊の危機にさらされる。(2)法律に基づいて設置され、長年にわたり国保事業の健全運営維持に向けて事業運営に関する重要事項を審議してきた国保運営協議会の努力を無にすることになる。(3)長年にわたり築いてきた国、京都府との信頼関係が一方的に損なわれることにより、今後の財政援助が極めて受けにくくなり、財政的に大きな損失となる。(4)一時的に保険料が引き下げられたとしても、その反動として大幅に引き上げなければならず、結果として被保険者に一度に大きな負担をかけることになる、などの深刻な問題を惹起することが考えられる。 今回の共産党の提案は、安心して医者にかかることができ、その保障としての国保制度を守るという立場からはほど遠いものと言わなければならず、誠に短絡的で長期的視野に欠けた無責任なものと断ぜざるを得ない。 また、この時期における提案は、明らかに政治的意図を持った党利党略のためのものであると言わざるを得ない。 以上で討論を終わり、起立採決の結果、共産党委員が起立し、起立少数で否決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(
野上清一君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。
○議長(
野上清一君) これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり) ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。
○議長(
野上清一君) これより採決いたします。 採決は分割して行います。 最初に、
議会議案第1号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は否決すべきものであります。 本議案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (共産党議員団起立) 起立少数であります。 よって、
議会議案第1号は否決されました。 次に、議案第53号及び議案第54号の2議案を一括して採決いたします。 2議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 2議案は委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、議案第53号及び議案第54号の2議案は原案のとおり可決されました。
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△日程第7 議案第45号及び議案第55号から議案第58号まで
○議長(
野上清一君) 次に日程第7、議案第45号及び議案第55号から議案第58号までの5議案を一括して議題といたします。
○議長(
野上清一君) 委員長の報告を求めます。建設水道常任委員長 小山勝利君。
△建設水道常任委員長報告
◆建設水道常任委員長(小山勝利君) (登壇)ただいま議題となりました日程第7、議案第45号及び議案第55号から議案第58号までの5議案について、平成4年6月20日に本委員会が市当局から説明を受け、審査いたしました
経過と結果についてご報告いたします。 最初に、議案第45号についてご報告いたします。 本議案は、宇治市土地開発公社から宇治市植物公園建設事業用地の一部の取得について、4月23日に
専決処分を行ったため、その承認を求められているものであります。 以下、質疑応答の概要をご報告いたします。 「植物公園の年間入園予想人数」についてただされ、「年間13万人程度を見込んでい る」という答弁がされました。 次に、「年間の維持管理費」についてただされ、「現在、温室等の建物を設計中であり、設計ができた後でないと正確な金額が出せない」という答弁がされました。 次に、「植物公園での収益事業の内容及び実施主体」についてただされ、「植物公園の維持管理は公園公社に委託したいと考えており、その際に収益事業の内容について調整したい」という答弁がされました。 次に、「入園料」についてただされ、「全市民の利用に供する施設であるため、入園料についてはできるだけ安くしたいと考えており、算定の根拠には建設費用を含めず、維持管理費が賄える金額にしたい。今後精査の上、提示したい」という答弁がされました。 次に、「入園料については、計画段階で維持管理費を計算しておおよその金額を提示すべきである。既に造成工事も始まっており、入園料や収益事業の内容等が明らかにされていないのは問題である。いつごろになれば提示できるのか」とただされ、「温室等の建物の設計が終わり、光熱水費等が見込める時点で精査の上、おおよその入園料を提示したい」という答弁がされました。 次に、「入園料と駐車料金はできれば無料が望ましいが、できる限り安くされたい」と要望され、「植物公園から太陽が丘へは直接入れるので、駐車料金については太陽が丘と整合を図る必要がある」という答弁がされました。 なお、委員から「入園料、収益事業の内容及び実施主体について、早急に精査されたい」という要望が出されましたので、申し添えておきます。 以上で質疑を終わり、討論はなく、採決の結果、民社党委員、無所属委員、公明党委員及び社会党委員が起立し、起立多数で承認すべきものと決しました。 次に、議案第55号についてご報告いたします。 本議案は、宇治市
植物公園建設工事委託に関する実施協定を住宅・都市整備公団と締結するため、議決を求められているものであります。 以下、質疑応答の概要をご報告いたします。 「調整池は水に親しめるような形態になるのか」とただされ、「調整池は常時4、50センチメートルの水位を保ち、周りに水生植物を植えたい。また池の中に設ける余水吐けの構造物を利用し、その上に休憩所を設けるとともに、花と水のタペストリーに池を設け水遊びができるようにするなど、水に親しめる整備をしたい」という答弁がされました。 次に、「温室の種類」についてただされ、「展示温室とし、ストック用の温室は他の場所でつくりたい。なお、ストック用の温室の場所等については現在検討中である」という答弁がされました。 以上で質疑を終わり、討論に入り、共産党委員から「植物公園等の公園がふえることには賛成であるが、1.今日の市政を見ると、福祉、教育を後退させて基金に多く積み立て、大型事業のみに使われていること、2.建設地は、下流河川の断面が不足しているため放流量が制限されており、本来、開発を抑制しなければならず、公共工事が優先して行われる地域になってはならないこと、3.公園の配置が極端に偏っており、不足している地域に手がつけられていないこと、4.国有林は国民の財産であり、国有林及び自然林としての保全が叫ばれている折に、それを伐開して建設すること、以上について問題がある」という反対討論がされました。 以上で討論を終わり、採決の結果、民社党委員、無所属委員、公明党委員及び社会党委員が起立し、起立多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第56号から議案第58号までの3議案について一括してご報告いたします。 議案第56号は、宇治市
公共下水道根幹的施設の
建設工事委託に関する協定を日本下水道事業団と、議案第57号は、宇治市
公共下水道(
東宇治処理区)東宇治2
号関連面整備(北畠)
管渠建設工事の
請負契約を玉井建設株式会社と、及び議案第58号は、宇治市
公共下水道(
東宇治処理区)東宇治4
号関連面整備(大瀬戸)
管渠建設工事の
請負契約を株式会社久本組京都支店と、それぞれ締結するため議決を求められているものであります。 3議案については質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(
野上清一君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。
○議長(
野上清一君) これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり) ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。
○議長(
野上清一君) これより採決いたします。 採決は分割して行います。 最初に、議案45号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は承認すべきものであります。 本議案は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (民社党議員団、無所属議員団、公明党議員団、社会党議員団及び自民党議員団起立) 起立多数であります。 よって、議案第45号は承認されました。 次に、議案第55号を採決いたします。 本議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 本議案は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (民社党議員団、無所属議員団、公明党議員団、社会党議員団及び自民党議員団起立) 起立多数であります。 よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第56号から議案第58号までの3議案を一括して採決いたします。 3議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 3議案は委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、議案第56号から議案第58号までの3議案は原案のとおり可決されました。
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△日程第8 議案第51号、議案第59号及び議案第60号
○議長(
野上清一君) 次に日程第8、議案第51号、議案第59号及び議案第60号、以上3議案を一括して議題といたします。
○議長(
野上清一君) 委員長の報告を求めます。文教福祉常任委員長 久保田勇君。
△文教福祉常任委員長報告
◆文教福祉常任委員長(久保田勇君) (登壇)ただいま議題となりました日程第8、議案第51号、議案第59号及び議案第60号、以上3議案について、平成4年6月22日に本委員会が市当局から説明を受け、審査いたしました
経過と結果についてご報告いたします。 最初に、議案第51号についてご報告いたします。 本議案は、今井三重氏の遺志による寄付があり、宇治市社会福祉事業基金に積み立てるため、条例の一部改正について議決を求められているものであります。 本議案については質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第59号についてご報告いたします。 本議案は、計画的に整備を進めている教育情報処理機器システムを、最終年度分として槇島中学校、西宇治中学校、南宇治中学校及び広野中学校に設置するための入札等の手続きが完了したので、株式会社森井電機と契約を締結するため議決を求められているものであります。 以下、質疑応答の概要をご報告いたします。 「学校によっては、視聴覚室や図書室を転用して設置していく予定であるが、従来の視聴覚室や図書室はどうするのか」とただされ、「空き教室を転用して整備していきたい」という答弁がされました。 次に、「既設の学校も含めNECの機器が導入されているが、機種指定せず入札した結果、NECになったのか」とただされ、「平成2年度に初めて中学校にコンピューターを導入するとき、市内9中学校や教育研究所とが相互の連携がとれるよう機種を統一するため、選定委員会を設置し十分検討した結果、NECの機器を選定して導入を進めてきた」という答弁がされました。 次に、「本体がNECの機器であれば、ソフトについてもNECの製品か、もしくはそこが窓口になって販売しているものになってしまうのではないか」とただされ、「ソフトについては互換性があるので、特定のメーカーのものしか使えないということはない。購入に当たっては各学校の希望によってそれぞれ購入していくので、特定のメーカーにならないよう配慮していく」という答弁がされました。 次に、「今日までの既設の学校の機器の取り扱いと今後の使用の方向性」についてただされ、「平成5年度の中学校学習指導要領の改定に伴い、技術・家庭でコンピューターの使用が位置づけされているので、それに間に合わすため平成2年度から計画的に整備してきた。既に設置している学校では、有効な活用を考え教育課程の中に取り入れられて今日まで活用されてきているが、今後はいろいろな教科で活用されるよう指導していきたい」という答弁がされました。 次に、「今回の契約ですべての中学校に設置されることになるが、この種の事業は導入を始めてから何年ぐらいで教育的効果が出てくるのか」とただされ、「教育的な効果を測定することは非常に難しいが、ある学校では導入して数カ月で卒業文集を作成したり、学級文集をワープロで作成したという成果も出てきている」という答弁がされました。 次に、「コンピューター教育の導入による教育的効果を、いずれかの時点でまとめる必要があると考えるが、どれくらいの期間で集約できると考えているのか」とただされ、「3年間ワンクールを
経過しないと一定の集約はできないと考えている」という答弁がされました。 以上で質疑を終わり、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第60号についてご報告いたします。 本議案は、(仮称)
木幡地域福祉センター建設事業の
建築主体工事について、入札等の手続きが完了したので、工事
請負契約を株式会社植村工務店と締結するため、議決を求められているものであります。 以下、質疑応答の概要をご報告いたします。 「駐車場の規模」についてただされ、「4台分確保しているが、利用者には徒歩で来るよう呼びかけたい。なお、事業の開催等で臨時的にいる場合は、広場を設置しているのでその
スペースも使えるように考えたい」という答弁がされました。 次に、「地域福祉センターの将来的な建設計画」についてただされ、「2館目については、開公民館跡地に建設することは議会でも明らかにしているが、それ以降については、全市的な状況を勘案する中で検討していきたい」という答弁がされました。 次に、「地域福祉センターとシャイニングプランとのかかわりはどうなっているのか」とただされ、「シャイニングプランの中に地域福祉センターとして明確な位置づけはないが、福祉施設の整備として取り上げており、具体的にプランをどう肉づけするかは国のゴールドプランとも整合性を持たせ、実施計画の中で具体化していきたい」という答弁がされました。 次に、「デイサービスを実施できる施設にする考えが示されているが、いつごろをめどに実施するのか」とただされ、「現在、デイサービスは明星園で大きい規模のものを実施しており、地域福祉センターでは、将来、規模の小さいものを実施したいと考えているが、いま直ちに実施する考えはない」という答弁がされました。 次に、「浴室の開設されている時間と入浴できる人数は何人か。また、障害者も入浴できるのか」とただされ、「開設時間は10時から15時までで、入浴人数は男女とも各5人である。また浴室は高齢者を対象にした施設であるが、対象の障害者であれば入浴可能なように施設等も配慮している」という答弁がされました。 次に、「運営・管理のための職員の配置」についてただされ、「嘱託職員を配置する予定であるが、人数については今後具体的なセンターの運用を検討していかなくてはならないので、それらに整合した人員配置を考えていきたい」という答弁がされました。 以上で質疑を終わり、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
○議長(
野上清一君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。
○議長(
野上清一君) これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり) ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。
○議長(
野上清一君) これより議案第51号、議案第59号及び議案第60号、以上3議案を一括して採決いたします。 3議案に対する委員長の報告は原案のとおり可決すべきものであります。 3議案は委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、議案第51号、議案第59号及び議案第60号、以上3議案は原案のとおり可決されました。
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△日程第9
意見書案第9号から
意見書案第13号まで
○議長(
野上清一君) 次に日程第9、
意見書案第9号から
意見書案第13号までの5
意見書案を一括して議題といたします。
○議長(
野上清一君) お諮りいたします。 5
意見書案については、会議規則第37条第2項の規定により提案理由の説明を省略いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、5
意見書案については提案理由の説明を省略することに決しました。
○議長(
野上清一君) これより質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。
○議長(
野上清一君) お諮りいたします。 5
意見書案については、会議規則第37条第2項の規定により
委員会付託を省略いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、5
意見書案については
委員会付託を省略することに決しました。
○議長(
野上清一君) これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり) ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。
○議長(
野上清一君) これより採決いたします。 採決は分割して行います。 最初に、
意見書案第9号を採決いたします。 本
意見書案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (共産党議員団起立) 起立少数であります。 よって、
意見書案第9号は否決されました。 次に、
意見書案第10号及び
意見書案第11号の2
意見書案を一括して採決いたします。 2
意見書案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (共産党議員団、社会党議員団起立) 起立少数であります。 よって、
意見書案第10号及び
意見書案第11号の2
意見書案は否決されました。 次に、
意見書案第12号を採決いたします。 本
意見書案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 (民社党議員団、無所属議員団、公明党議員団、社会党議員団及び自民党議員団起立) 起立多数であります。 よって、
意見書案第12号は原案のとおり可決されました。 次に、
意見書案第13号を採決いたします。 本
意見書案は原案のとおり決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます、 よって、
意見書案第13号は原案のとおり可決されました。 意見書第12号及び意見書第13号の2意見書の取り扱いは議長にご一任願います。
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△日程第10 請願第4-1号
○議長(
野上清一君) 次に日程第10、請願第4-1号を議題といたします。
○議長(
野上清一君) 委員長の報告を求めます。市民環境常任委員長 堤武彦君。
△市民環境常任委員長報告
◆市民環境常任委員長(堤武彦君) (登壇)ただいま議題となりました日程第10、請願第4-1号について、平成4年3月7日及び同年4月20日に本委員会が実地調査を行い、審査いたしました
経過と結果についてご報告いたします。 本請願は、明星町自治会会長松崎雅也氏から提出されたものでありまして、その趣旨は、「明星町の世帯数は現在720戸であるが、将来800ないし850戸になるので、現在の集会所を2階建ても含めて規模の大きなものに建て替えられたい」というものであります。 本件に関しましては、市当局から「昭和50年3月以前に建築された集会所は明星集会所も含めて市内に9カ所ある。同集会所は直ちに建て替えなければならないほど老朽化はしていないが、今後、他の地域との均衡を考慮した上で、建て替えについて検討していきたい」という意見が出されました。 質疑の中で、各委員から「老朽化した集会所は市内に数多くあるので、要望の強い地域から建て替えるということではなく、全市的な年次計画をもって対処されたい」、「集会所は平屋建てを原則としているが、用地の有効活用を図るべきであり、今後は2階建て、3階建ての施設を検討されたい」、及び「明星集会所の建て替えを検討する際には、① 開発時に業者から4カ所の集会所用地が寄付され、現在は現施設以外に1カ所の用地が確保されている実態、② 明星町の世帯数が集会所の設置基準である500をはるかに超え、将来も増加することは明らかである実態を踏まえ、(1)住民が本当に請願趣旨のとおり、1施設で現施設の規模の拡大を望んでいるのか、それとも2施設を望んでいるのか、覚書の交換も含めて正確に把握すること。(2)1施設とする場合、他に確保されている集会所用地の活用について、地元及び寄付を受けた業者と十分協議すること。(3)2施設とする場合、現施設の建て替えの内容、規模については、他の地域との均衡を欠くことのないよう十分配慮すること。以上の点に留意し、行政が主体性をもって方針を確立されたい」という意見、要望が出されました。 以上で質疑を終わり、民社党委員から「全市的な集会所に対する考え方をまとめ、明星町地域についてもそれを反映させるような形で関係者と協議すべきであるという条件を付して賛成する」という討論がされました。 採決の結果、全会一致で採択すべきものと決しました。 なお、議会で採択の上は市長に送付し、処理の
経過及び結果の報告を求めることを適当と認めます。 以上で報告を終わります。
○議長(
野上清一君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) これにて質疑を終結いたします。
○議長(
野上清一君) これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり) ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) これにて討論を終結いたします。
○議長(
野上清一君) これより請願第4-1号を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は採択すべきものであります。 本請願は委員長報告のとおり決するにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、請願第4-1号は採択されました。 本請願は市長に送付し、処理の
経過及び結果の報告を請求いたしておきます。
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△日程第11 閉会中継続審査・調査
○議長(
野上清一君) 次に日程第11、閉会中継続審査・調査を議題といたします。 各常任委員長から、会議規則第104条の規定により、閉会中の継続審査・調査の申し出がありましたお手元に配付いたしております申出書の事件、及び議長において受理し、お手元に配付いたしました請願文書表(第2号)のとおり、所管の常任委員会に付託いたします請願については、いずれも閉会中継続審査・調査に付することにいたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。 よって、各常任委員長から閉会中の継続審査・調査の申し出がありました事件、及び請願文書表(第2号)のとおり、所管の常任委員会に付託いたします請願は、いずれも閉会中継続審査・調査に付することに決しました。
--------------------------------------- 平成4年6月26日 宇治市議会議長
野上清一様 宇治市議会 総務常任委員会 委員長
菅野多美子 閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第104条の規定により申し出ます。 記1.事件 (1) 調査事件 ア.人事、事務及び文書管理について イ.国際交流について ウ.防災対策について エ.文化センターについて オ.広報及び広聴について カ.総合計画及び広域行政について キ.財政の管理について ク.財産の管理及び契約事務について ケ.市税収入及び税制度について コ.会計事務及び物品管理について サ.消防及び救急業務について シ.選挙事務について ス.監査事務について セ.公平委員会について2.理由 委員会調査未了のため
--------------------------------------- 平成4年6月26日 宇治市議会議長
野上清一様 宇治市議会 市民環境常任委員会 委員長 堤 武彦 閉会中継続審査・調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続審査・調査を要するものと決定したから、会議規則第104条の規定により申し出ます。 記1.事件 (1) 付託請願審査 ア.請願第4-6号 大和田地区内における遊技場(パチンコ店)進出阻止に関する請願 イ.請願第4-7号 宇治市北玄関口街づくりについての請願 (2) 調査事件 ア.コミュニティの推進について イ.集会所の建設及び管理について ウ.消費者保護について エ.戸籍、住民基本台帳、外国人登録及び印鑑登録等の窓口業務について オ.農林水産業対策について カ.商工及び観光対策について キ.労働者対策について ク.同和対策について ケ.環境保全及び緑化対策について コ.墓地及び斎場について サ.交通対策について シ.保健対策(老人保健法に基づく対策を除く)について ス.国民健康保険について セ.火災共済について ソ.廃棄物の処理及び清掃について タ.農地転用等について2.理由 委員会審査・調査未了のため
--------------------------------------- 平成4年6月26日 宇治市議会議長
野上清一様 宇治市議会 建設水道常任委員会 委員長 小山勝利 閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第104条の規定により申し出ます。 記1.事件 (1) 調査事件 ア.幹線道路及び生活関連道路の整備について イ.河川及び排水路の整備について ウ.市有建物の建築及び設備工事について エ.市有建物の維持及び修繕対策について オ.市営住宅及び改良住宅の管理について カ.土地利用及び用地の取得について キ.開発及び建築指導について ク.都市計画事業について ケ.公園及び緑地の整備について コ.上下水道の整備について2.理由 委員会調査未了のため
--------------------------------------- 平成4年6月26日 宇治市議会議長
野上清一様 宇治市議会 文教福祉常任委員会 委員長 久保田 勇 閉会中継続調査申出書 本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第104条の規定により申し出ます。 記1.事件 (1) 調査事件 ア.福祉対策について イ.老人保健法に基づく保健及び医療対策について ウ.国民年金について エ.学校教育対策について オ.社会教育対策について カ.文化財の保護について2.理由 委員会調査未了のため
---------------------------------------平成4年6月宇治市議会定例会 請願文書表(第2号) 平成4年6月26日[建設水道常任委員会] 請願第4-8号 町内会側溝掃除への補助金に関する請願
--------------------------------------- +-------+ |受理第4-8号| +-------+ 請願書 件名 町内会側溝掃除への補助金に関する請願 紹介議員 野口一美、地上一男、加藤吉辰、正木久雄 山本 正、小牧直人、佐藤京子、川原一行 前
窪義由紀、足立恭子、水谷 修、向野憲一 福井光雄、秋月賢治、平岡久夫、
菅野多美子 久保田 勇、庄司 洋、野田 勇、浅井厚徳 浅見健二、池内光宏、加地 勇、西川善通 村田正治請願の趣旨 町内会の側溝掃除に対し、費用の一部を宇治市において負担をしていただきたい。請願の内容 謹啓 日ごろは当地域の諸問題に対し、いろいろとご配慮をいただきまして厚く御礼を申し上げます。 さて今度請願させていただきました、町内会側溝掃除の助成の件でありますが、従来私どもの町内会では、会員の皆さんにご協力いただき年に数回側溝の掃除をいたしておりました。 しかし、会員の年令も高くなり、土をかんだ側溝の上ぶたは大変な労力であり、また会員の中でけがをする人が出るなどしたため、最近では専門業者の方にその掃除を依頼いたしております。そしてその費用は、今日まで、各戸の負担として町内会で支払ってまいりました。 しかし、最近その費用も大変値上りし困っているところであります。 都市下水が完備すればこのような苦労もなくなるわけですが、私どもの地域は宇治市で最も遅い地域であります。 側溝そのものは宇治市の財産であります。また都市下水の完備した地域と未完成の地域では生活環境に大きな差があります。これらを考えたとき、側溝掃除の費用の負担を全額住民負担とする現状には問題があります。 なにとぞ、貴議会でご審議を賜り、私どもの請願に対し、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 平成4年6月16日 宇治市議会議長
野上清一殿 半白連合町内会 会長 宝来 清 外4人
---------------------------------------
○議長(
野上清一君) 以上をもって、今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。 これにて本日の会議を閉じ、平成4年6月宇治市議会定例会を閉会いたします。 午後0時26分 閉議・閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 宇治市議会議長
野上清一 宇治市議会副議長 川口信博 宇治市議会議員 足立恭子 宇治市議会議員 浅見健二...